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りょくの小部屋。*

りょくの好きなことを好きなだけ気ままに

灰鷹のサイケデリカ フルコンプしました!


灰鷹のサイケデリカ
 

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プレイ時間は1周目で15時間ほどもらいました
もちろん個人差はあるのであれですが
私は、2周目以降は3時間ほどで終わらせましたね

好きなとこはじっくり見てたので
スキップ多様すれば1時間ほどで終わらせることも可能だと思います


黒蝶との関わりもあって、

途中、一人で発狂してました!
とりあえず黒蝶好きな人今すぐやりましょう!


総評 ★★★★☆星4コ半

ストーリー 10
キャラクター 8
音楽 8
王道受け × (賛否あり)


始めにいっておきます。
かなり長文で、あくまで個人感想解釈です。


 

 


【あらすじ】

鷹(ファルジ)の一族、
狼(ヴォルグ)の一族と称されるふたつが存在する街。
生まれてから赤くなる右眼を持って生まれてきた主人公。

赤い眼はこの街では『魔女の証』であり禁忌の存在だった。
少女はそれを恐れて、街から離れた塔で暮らしていた。
彼女は性別を隠しつつも、便利屋として素敵な日々を送っていたが

ある日、街の教会から『カレイドヴィア』という
不思議な宝物が盗まれる事件が起こりだす。
それがきっかけで、色んな事件に巻き込まれ始め、平穏が崩れ出す。

行きつく先は絶望なのか、希望なのか、それとも死なのか?

そんな雪が降り続ける、街のお話し。


正直、王道展開は存在しません。
好きな人がいて、ライバルがいて、最後は結ばれる。
そんな王道な甘い展開を期待してる人はやらないほうが〇。

サイケデリカシリーズは、
そんな生易しい展開は用意されてないと思っていいです。




誰かの「死」が、誰かの「命」が、
誰かの「運命」を引換にはこの物語は成り立ちません。
誰かがあるものを守るために死んでいます、命を落としてます。
純粋な感情がドロドロになり、消えていき悲しみ絶望、憎悪

そんな感情がこの世界には漂ってます。

そんな甘い<シリアス

な、ゲームが黒蝶に引き続いて出た灰鷹のサイケデリカです。



【キャラクター】

色んなキャラに色んな思い、想いが存在します。
軽いルートのネタバレがあるのでご注意下さい。

正直、報われないEDのほうが多いです。
見方は人にとって違うかと思いますがサイケデリカらしいEDばっかりです。

ラヴァン
  

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 ∟日野さんのお兄ちゃんキャラ!?

最初に思ったのがそれでした。


日野さんのヤンデレ兄は有名といってもいいほど恐怖部類。
どうなるのかぶるぶるしながらプレイしてました
思ったよりもそういうのはなく、
だけど怒らせたら束縛されるキャラだと察しましたねー

いいお兄ちゃんと振る舞ってますが、
実際はの内側にある感情は父親に対する憎悪。
父の絵(?)が描かれてあるお皿は見つけた途端、割られました(笑)


だけど実際、ハイタカはそこまで恨まれる父親だったのかと個人的には疑問です。
確かにほったらかししてましたけど、だけどきちんと愛してた
すれ違いや誤解って一番怖いとこだと思います。(※詳しくは真相で)
 ただ、唯一ラヴァンは個人的に無理矢理幸せになったキャラかなぁと思います
 
確かに他のルートも幸せとはいえないんです。
 


 
ラヴァンに関しては、無理矢理感が半端ないんです
なにも解決してない、狼の一族の当主の妻が魔女なわけがないって
それで納得しろと理性がこれ以上聞かなかったんですかね

なにもなかったんだ、これでいいんだと完全否定させたED
もうちょっとなんとかならなかったのかなぁと思ってしまうキャラでした。


レビ
  

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 ∟わんこ、なっつこキャラ!!

っていうのが私のレビの第一印象でしたー!
個人的に明るくて人懐っこいキャラっていつも好きになっちゃうんですよね
しっかりものの、主人公とは信頼し合える兄弟って感じで
レビは彼女が真実を話すまで、男だとずっと思ってるキャラでした。

レビに関しては、色々驚かされました。

世間を騒がせてる「黒い影」、その正体はレビなんです。まさに衝撃!
あのレビが、どうして、その理由はレビの殺人衝動でした。
殺すことが楽しくて、褒められることが嬉しくて、その手を赤く染めてました。
フランシスカにそれを話したらよくやったわね、
えらいわって・・・母親がいう台詞じゃない、さすが狂いまくってる女というか―。

それもあって、仕事として黒い影として殺し続けてました。


もちろんレビがそれを、いいことだと思ってるわけありません。
冷たい水でいくら洗っても、その血は落ちることを知りません
洗っても洗っても、血のドロドロして匂いも感覚も落ちてくれません

そんな彼を救ったのは当時何も知らなかった主人公でした

「こんな冷たくなって、温めてあげる」

たぶん台詞は違いますが、似たような台詞だったかと思います。
その一言でレビは絶望から、少しだけ救われた気分になります

 


だけど、魔女のせいだ!と主人公が疑われ、
黒い影もお前だろうといわれた瞬間
レビがしびれを切らし、罪を告白します。俺が黒い影だ。殺すなら俺にしろ!
結果、主人公の代わりに彼が牢屋に入れられることに。


だけど、そこに彼女が立ち入ることは許されません
だけど手紙のやり取りは許可されて、きゅんきゅんするぐらい
その部分は乙女ゲーらしさを感じています、その反面切なくなりました

その幸せは時間制限付で、ごはんを運ぶのも頼まれます
本当に「この距離じゃキスもできねぇな」、甘いけど切ないよおおお
結果、追放されます。この世界の追放は「死」を意味します。

この世界はあるキャラが作り出した世界。

雪が降り続けるこの場所以外、存在しない。
この先にどんな未来が待ってるかなんて、
分かり切ってるけど主人公はそれでも
最期までレビと共についていくことを決めます。

バカだなぁって言いながら
少しだけ少しだけ安心感を覚えました


少しでも長い命があることを祈ってます・・・。


ルーガス
 

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ちょっぴり真相交じってますのでご注意を。

ルーガスは絶対に何かしら、

大きくこの物語に関わっていくキャラかなと思ってましたがその通り。
まぁ、どちらかというならば彼らの親世代が
大きくこの世界の雪が降り続ける街「サイケデリカ」に関係してます。

ルーガスは、鷹の一族の次期当主ですが実はオーガスの実の息子ではありません。
また妹のティも実の娘ではなく、実の妹でもたぶんないです
このへんは本編でもきちんと語られてるわけではないので曖昧なのですけど

ルーガスは本当に複雑な位置なんだと思います


ルーガスが魔女だと聞いて父に話してしまって、
それを発端にフランシスカのあの事件に加担して
オルガが、ルーガスの実の父親を殺していたりします。

この事件の発端は自分なのだと
心の中では責めてるルーガスを抱きしめたくなりました。


そして、ルーガスルートではオルガがティを斬ったことにより
オルガを殺すことをルーガスは決めます。
だけど、最終的には彼女を守るために主人公とオルガを牢屋行きを決め
表に見える部分では裏切りを見せたりします。

でも裏では、彼女を守るため。

またオーガスもまた実の娘、そう主人公はオーガスの実の娘です。
だからこそ、彼女を守るためにルーガスの質問に否定せず
全て肯定して、罪を全て認め、そして自決用の毒を飲み命を落とします。
オーガスはいいます、これは父上の望み。お前も毒を飲み死んだ。

それが、オーガスの考えていたシナリオ。

もちろん主人公は毒なんか飲まないけど死んだことにして生かしてくれ
そんな父上の願いに俺も従う。
もちろん死んだことにされてるので光の中では生きていけません。
ほぼ、監禁状態でマスカレードのときだけ顔を出せる。
ルーガスが望んで閉じ込めたとかではないので複雑です。

でも、少女EDではルーガスの幸せをきちんと見ることができます。

主人公は死を選び、仲間の命を助けます。

その目に宿ってる魔石を取り出す方法。
胸をルーガスは剣で貫き、望みを叶え、
そしてたぶん彼もまだ新しい血のついた剣で彼女を追いかけ、

 


あとは他のメンバーに託します。

現代に生まれ変わり再会することが叶います。

そこには黒蝶メンバーも存在して号泣でしたね。
たぶんこの世界で一番いい結末が迎えられたのは
ルーガスただ一人じゃないかと思います
このEDを後半に見て、ようやくルーガスの恋が叶う気がしました。




 【灰鷹の世界の真相】

ハイタカ・ヒュー
 

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この二人は真相に大きく関わっているのであえて、
キャラから外してまとめで書いていきます。


まず、ハイタカの本当の名前はエイプリル。
ハイタカは亡霊になったときとっさに浮かんだ名前です。

彼は、ラヴァンとラビの父親フランシスカの夫でした。
スモールウルフと呼ばれるほど
ハイタカは小さい頃は不思議な、感情を知らない子だったようです
ハイタカのEDは存在します、ですがそれは「逃げる」という選択。
現実は恐怖しかないからこの塔の中でずっとゆっくりしてくれ

そんなEDです。

それが関係してるかは分かりませんが、この物語の真相はこういうものです。
 


フランシスかが兄だと慕っていたオーガス
誰も信じてはいけない、と言われ育った彼女―。
だけど、オーガスはアリアを心から愛して結婚、子供も授かった
そう主人公はオルガとアリアの子供でした

逆に彼女はハイタカを心から愛することは出来なかった
自由な性格なハイタカだからこそ、また不安が大きくなったのかもしれません
兄をアリアにとられたそんな嫉妬からアリアの屋敷を燃やしました。
魔女のせい、と全てアリアのせいに仕立て
この世界では魔女は恐怖の元、争いの元となった。

なにかあれば、魔女のせいだと―。


そして、オーガスが悲しみが憎悪となり、この世界を狂わせてしまった

「アリアを生き返らせたい」

ただそんな純粋な気持ちで、カレイドヴィアを信じて
だけど中途半端な形だった為、世界はサイケデリカに飲み込まれます
幻想の世界、本当の世界はすでに壊滅してしまってます。


最初はオルガが独裁者なんて思ってたし、人間の心がないとも感じてました
けど、実際どうでしょうか、心がなかったのか?
あんなことがあり、愛が復讐に変わってしまった加害者被害者どちらというべきか。
結果、過去に起こしたあの事件はフランシスカに返ってきます
屋敷を燃やされ、彼女は命を落とします。

ラビの殺人癖を褒めたたえたり、アリアに嫉妬して彼女を殺したり
彼女こそ本物の魔女というべき相手かもしれません。
まさに最初から普通じゃなかった、もしや兄に恋してたなんて
推測なんてものも脳裏に出てきます。真相はどうなんでしょうね



魔女がいるというオーガスの父へ言葉、そこからフランシスカに父は加担。
アリアを彼女は殺し、子供だけは守った。
また、オーガスの実の父親はオルガに殺されていた

たぶん、あの場面で最後に教会で言葉を発したのが
オーガスの父だったかもしれません。


そして、塔の上で彼女を生き返らすすべを知り、ハイタカと闘い、
ハイタカは塔から落ち亡霊となった。
不完全なカレイドヴィアは曖昧に発動し、世界を怖し幻想を作った。
誰が一体悪いのか?フランシスカを一人にしていたハイタカ
人を信用してはいけないと過去に助言したオルガ?
オルガを愛してしまったアリア?


それとも、勝手にアリアのせいだと
自分に言い聞かせ憎悪を形にしてしまった本人か?

正直いって分かりません。

  

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 そして、ヒューの存在ですがもともとは魔女の家に住んでいた灰色の鷹。
ですが、それは幼少のハイタカの手により命は消えてしまいました。
それが何かしらの形でこの世界に存在し続け、旅人や、ヒューやアッシュ。

自分が何の存在なのか?
どんな存在で、なんの価値があるのか?

自分の存在を認めてくれる存在が欲しくて
サイケデリカの世界を旅をしてそれを探してるでいいんでしょうかね
そこで主人公のその可能性を感じお手伝いをしてくれるヒュー。


私は勝手に物語の語り部だと感じてました。

この世界をよく知り、補助してくれる存在―。


でもヒューEDも幸せとは言えませんね。
「魔女」であることを主人公に辞めさせて白蝶にさせて自由を与える。
また、「普通の女の子」として恋をすることを選ばせる

このどちらかなんです。

私は後者のほうが乙女ゲーぽくて好きですし、少しは報われたかなと。






【少女ルート】

ルーガスEDといってもいいかもしれません。
ルーガスの本当の意味での幸せな結末と黒蝶メンバーと彼女の幸せな未来。


このルートの主人公の決断は凄いと思います。
自らが「死」を選ばなければ彼女の目の中にある魔石は取り出せない
それと共に、彼女の意識は現代によみがえることもない―。

奈落の果てに堕ちて消えるのを待つだけだと

どのキャラのルートでもこの選択はしません。
誰かの死があり、切ないけどそれを受け止めながら生きていく
だけど、このルートではその役目をルーガスに託します、
ネビでも、ラヴァンでもなくルーガスにあの二人は優しいから私は殺せない


そんな彼女にルーガスは酷い女だ。まさに魔女。
俺に愛する女を殺せというのだから、冷静に話してるけど辛いはず。
そうだ、ルーガスはこういう男だ。

父の望みの為毒を渡し、好きな子の為に血を汚す。

この時にはティもいつも通りに戻ってました
けど、それは悲鳴となって、その世界に響き渡りました
だけど殺して満足できる男じゃない
 
 
 
主人公を刺した血に濡れた剣で自らの命を絶ちます。
魔石のことは彼らに任せて、彼女を迎えにいく選択をしました
奈落の果てなどに一人でいかせるものかと、お前も共に戻るんだ

そんな思いのように感じました。

ルーガスは本当に男前ですね

 

その手に掴んだ先は明るい未来なんだから―。



最後に、なっちゃんや緋影くん、
アイちゃんみたときもう涙止まりませんでしたよ
ちゃんと生きてここにいる。笑ってここにいることに
緋影くんの会話からしてうさぎちゃんときちんとそこにいるようでした

なっちゃんと緋影くん、
うさぎちゃんは生まれ変わりとして出てきましたが
やっぱりこういう形で見ると嬉しいものですね

主人公とアイちゃんが友達という素敵な展開で

きっと楽しい生活が
待ち焦がれてるんだろうなと未来あるハッピーエンドでした




「私は、ハッピーエンドが好きなんだ。」

ヒューも陰ながらそれを見守ってくれてるみたいで、
ラストに持っていくべきEDだと感じました

 




【終わりに―。】

黒蝶もそうですが、こちらの作品は乙女ゲームを楽しむというより
「この結末がどうなるのか?」と思わせながら楽しむゲームと思ってます。
一冊の本を序章から読み進めて、エピローグまで読むそんな感じ。

ゲームが1つの本みたいな、
描かれたストーリーを最後まで読み進めること。
 

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そこにどんな未来が待ってるか、

絶望や悲しみ、そういう面が多いゲームかもしれない
でも、きちんとハッピーエンドが存在するってこと知ってほしい。
是非、王道の乙女ゲームに飽きた方、
サイケデリカの世界にお立ち寄りください。

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